代表取締役 舟木美砂子

1987年、寝たきり高齢者の問題がクローズアップされ始めた頃、「床ずれに苦しむ方々を少しでも楽にしたい」という想いから生まれた「ナーセントパットA」の理念は、30年以上を経た今でも私たちの物づくりの原点になっています。

その後、高齢社会が深刻化する中、加齢や障害のために動きたいのに動けない方々の力になりたいと、移乗しやすく排泄しやすいポータブルトイレや立位式介護用リフト、姿勢保持用の車いすクッションなど、様々な福祉用具を開発し医療福祉分野に貢献して参りました。

私たちの開発商品は、日々の暮らしの根幹である「気持ちよく眠る」「立ち上がる」「快適に座る」「スッキリ出す」「美味しく食べる」ことをテーマにしています。
本来まだ出来る力が残されている方々が、福祉用具や介護ロボットの力を借りて最後までその人らしく人生を全うできるよう支援させて頂くことが、私たちの使命だと思っています。

世界に類を見ない超高齢社会の我が国にあって、これからも「できないことをできることに、苦しいことを楽なことに」を合言葉に、お客様の声に耳を傾けながら安全で快適な生活に役立つ商品開発に努め、社会から信頼される企業であり続けたいと願っています。

アイ・ソネックス株式会社 代表取締役 舟木 美砂子